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「ん、んぐ…!ぅ…う!」
口の中に無理矢理ハンカチを詰められて嘔吐く。
苦しい。
声も出せない。力もうまく入らなくて携帯に伸ばした手もあっという間にベルトできつく縛られてカバンも手の届かないところに投げ捨てられた。
そもそも声を出せたところでうるさいくらいなってる音楽にかき消されて助けなんてこない…
ズボンと下着を膝くらいまで下ろされて突き出してるような体制にされて尻に指を入れられて掻き回される。
(嫌だ…気持ち悪い、怖い…っ)
「っ、…っ…ん、ぅ゛」
けど泣いてすがるのは思うつぼな気がしてしなかった。そんなことしても無意味だとわかったから出来るだけ早く終わることを願った。
「そろそろいいかな…痛いだろうけど我慢してね?」
「…ッ?!」
そう言って裂けるような痛みを感じてびっくりして後ろを見ると無理矢理中に入ろうとしてるのが見えて本格的に身体が震え始める。
こいつマジで最後までする気か…?!
「んん…っ!ん、!」
「えー?なんて?聞こえない…」
「ッ、ん゛…〜っ!!」
嫌だと首を振っても聞いてくれるわけなくて処女の中を無理矢理引き裂く行為に涙が止まらなくて、口のタオルを抜かれて抵抗する言葉を並べても無意味で、桃瀬が満足するまでカラオケの一室で犯された。
その時はまだ気持ちいいなんて思ってなくて単純に男に掘られた事実が信じられなくて…
「はぁ…は…、っは…」
全て終わって未だ動けない俺を横にして制服を着てクスッと笑って俺に耳打ちをした。
「あースッキリした…黒田くん才能あるよ。また遊ぼうね。若菜には内緒で」
「っ」
当たり前だ。
若菜に言えるわけない。
男としてのプライドもあるし、きっとそんなこと話したらあいつは責任を感じてしまう。
わたしが紹介したせいでって。若菜はそういう奴。
優しくて責任感強くて…
…言えない…
きっと俺が黙っていれば、警戒すれば、もう二度とこんなことは起きない。
そう思って俺の中だけにしまっておいた。
けど何も知らない若菜は俺と桃瀬が仲良いと思って三人で遊ぶってなった時に桃瀬の策略でまた二人にさせられて家に連れ込まれて二回目に及んだ。
初めての時と違うのは…回数を重ねてるうちに痛みより気持ちよく感じてしまっていたこと。
「ぁ…っ嫌、やだ!…きもち、ぃ…っ、!ちが…違う!やめて…お願い…」
「あー…っはは、黒田くんエロ…入れられるの好きになっちゃったね」
「ぁあ!!ひ…っんん!!」
嫌なのに身体が勝手に反応する。
漏れる声がもっとって求めてしまう。
(なんで…嫌なのに!気持ちいいなんて…)
そう思ってしまう淫乱な身体が悔しくてなのか気持ちよすぎてなのか涙が溢れて汗と体液でぐちゃぐちゃになって…
怖かった。
桃瀬に飲み込まれる脅威に。若菜が好きなのに感じてしまう罪悪感に逃げる様に、若菜に別れを告げた。
いきなり過ぎてどうして?って泣かれたけど言えなくてただ謝ることしか出来なかった。
…ごめん、ごめんね若菜…
傷つけてごめん。
あんなに一緒に居たのに、終わるのはあっという間だった。
そうして誰にも何も言わず転校して姿を消して、もう関わりを持たないように仲のいい友達にすら引越し先は教えなかった。
新しい番号も言いふらさない信頼出来る何人かにしか教えなかった。
しばらくは若菜と別れたことで心に穴ができてそれを埋めるように付き合って見たけどあんなに心が満たされることはなくて。
そのうちに物足りなくなって男を引っ掻き回すようになり一気に堕落した生活になってしまった。
弱くて情けない。
けど一時の快楽に身体は悦びを覚えてしまって自覚するレベルでどんどんエロい身体になっていく。
もうきっと普通に恋愛するのは無理なんだろうな…
そう思ってた時に玖音と出会った。
そして…好きになった。
けど、若菜を忘れてたわけじゃない。
…ずっと気になってはいたんだ。
だから…
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