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「は、ぇ…?なん…」
濡れた目で見つめれば唇を舌で舐めて意地悪く笑う天使。
掴まれてた足が自由になって床にぺたんとついてM字開脚の間に俺の上に被さってきた。
「和くんが嫌だって言うから、ね?」
「っ…」
こいつ…!
確かに言った、言ったけど…!
絶対的な確信犯を顔を赤くして睨みつける。わかっててこういう意地悪してくるからほんとタチが悪い。
ドSめ…
「嫌がる事したくないし」
「〜っ…ぅう…」
ひゅん、と喉の奥が切なそうに鳴った。
どの口が言ってんだって心の中で反論したけど…ちゃんとわかってた。
俺が本気で嫌だと拒んだら無理矢理強要はしないし、めちゃくちゃ優しい。
だからきっと俺から強請るのを待ってる。
媚薬も多分それの手助けに使ったんだろう、俺から求めるように、求めたくて仕方なくなるように。
…嫌なわけないだろ馬鹿。
気がついたら自然と手が伸びて首に腕を絡ませて耳元に唇を寄せて口を開いていた。
「…ゃじゃない…」
「うん?」
「嫌じゃない…から…っ
玖音にされるの、全部好き…」
小さな声だったけれどそう伝えたらぴくっと肩が跳ねてすぐ横で大きなため息が聞こえた。
「はあ…」
「…ふ…ぅ?」
「…素でそういう事言っちゃうんだから」
「…?」
「そんな可愛い事他の誰にも言っちゃダメだよ」
可愛い…?
何がだろう…思ってること言っただけなんだけど…
普段から思ってる事は伝えれるタイプだと思ってたけどなんだかセックスの時は余計素直に溢れるっていうか…
気持ちが溢れてたまらなくなって、好きだって何度も伝えたい。
玖音意外にそんなこと言うわけないし、こくこくと頷いて強く抱きついて顔を愛おしい体温に埋める。
甘い匂いと敏感な身体でもう変になりそうだ…
それこそ犬みたいに匂いを嗅いでいたらうなじを撫でられて後ろ首に手を添えられて目が合った。
「意地悪はナシ、めちゃくちゃ甘やかしたい」
大好きな恋人にそんな甘い事を言われてダメだなんていう人いるんだろうか。
甘やかしていいかなんて、そんなの幸せすぎる。
こく、とゆっくり頷けば頬を甘噛みされた。
言葉通りめちゃくちゃ甘いキスが降ってきて頭が蕩けそうになる。
だらしなく開いた口内を優しく犯されて舌を絡められて互いの唾液が混ざり合う。
好きな人の唾液って媚薬効果あるって聞いたことあるけど本当なのかも…
だって欲しくて欲しくて堪らない…
ちゅ…っちゅ…
「ふぅ…ん」
「…可愛い…」
「…ッぁ…!」
キスに夢中になっていたら後ろをなぞられて玖音の指がゆっくり肉を掻き分けて侵入してくる。
もう快楽が溜まってたそこはビクビクっと悦んで締め付けて一気に上り詰める。
「んん〜…っ!」
腰が浮いてびゅく!っと精液を吐き出す。
媚薬のせいで尿道を迫り上がる刺激もいつもより強烈で長い射精に震える。
「は、ァ…っぁう…」
「…イッちゃった?」
達しても萎えずにいるモノを手で握られて声が震えた。
媚薬ってこんな気持ちよくて幸せに使えるんだってぼーっとした頭で思った。
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