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「ひ、人に首輪なんて可笑しいだろ!」
「これ人間用だし」
「そんなのあんのかよ!てかなんで持ってんだよ!」
「和くん用に買った」
あ、そうすか…
ってそうじゃなくて!!
「と、とにかく外…っわ!」
外せ、と言おうとしたら思い切り鎖を引っ張られて玖音の方に倒れる。
そのまま顎を掴まれて上を向かされてちょっと苦しい…
「っ、けほ…」
「言いつけ守らなかった罰。忘れたわけじゃないよね?」
「…え?」
「さっきはオーナーいたから助かったけど、今度は逃げられないよ」
さっき…
そうだ、来るなって言われてたのに俺が店にいたこと怒ってたっけ。
いや、でもあれはライトさんのお使い手伝っただけだし…
「あれはライトさんが…!」
「断ればいい」
「…いやでも…」
無茶苦茶だ。
けど有無を言わさない圧に黙ってしまった。
ライトさんもいい人だし、別にお酒を飲みに行ったわけでもないのに。
どうしてそう頑なに来るなと言われるのかが俺にはよくわからなかった。
「…なんで、そんなに怒るんだよ」
「ん?」
「別にいいだろ俺がどこ行ったって」
納得いかなくてぶっきらぼうにそう言って顔を背ける。
俺はほんとに学習能力がないらしい。
そうしてしまった後にすぐやばいと気づいた。
「…へえ、まだそんな口聞けるの」
「あ…、ちょ…何!!」
低い声と同時に俺を簡単に押し返してそのまま跨って手首をまとめられたと思ったらあっという間に胸の前で手錠を付けらた。
「や、やめろよ!何拘束具増やしてんだよ!」
「うるさい」
「う…〜っんん?!」
容赦なく首輪を引っ張られて無理矢理上半身を起こされて噛み付くようなキスをされる。
首引っ張られるの苦しいし、この体制もきつい…
ぎゅうっと玖音の服の襟元を握って訴えるけどそんなの聞いてくれない。
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