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翌朝…
「…んん…、…?あ、っ〜…」
目が覚めたら知らない部屋。
どこだっけ…と思い出す前にズクンと痛みが走って、何となく思いだす。
そうだ…昨日、ってことはここ玖音のベッドか…
ズキズキする痛みに耐えて身体を起こすとちゃんと服は着せられてた。(俺の制服じゃなくておそらく玖音のスウェット的なものだけど)
腰も手錠ハメられてた腕も身体中筋肉痛とか打ち身とか色んななんかでボロボロだった…
(くそ…めちゃくちゃやりやがって…)
「っ、おい…」
横でうつ伏せにすやすや寝てる玖音に文句の一つでも言おうと口を開いて声がかっすかすな事に気づく。
「ぁ、っ…あー…?」
ひどい声…
…俺昨日そんな声出した…っけ…
………
………!!!!
全部思い出してぶわっと顔が熱くなる。
うわ、うわうわうわ…
もしかして、アレ発動したのか…?!?!
記憶を辿っていくと後半俺、すげえ声出して喘いでた気が…っ
「何百面相してるの」
「うわぁ?!…ぁ…」
突然声をかけられて背中がびくぅってなった。
面白そうに笑ってる玖音。寝起きだからちょっと緩くて幼い雰囲気だった。
「声酷いね。お水持ってくる」
「あ、うん…」
眠そうに目を擦りながら俺の頭をくしゃっと撫でて寝室を出ていく。
寝起きの玖音なんかいつもより優しいんだよな…
しばらくしてペットボトルを二本持った玖音が帰ってきてベッドにどかっと座った。
「はい」
「…ありがと…」
素直に受け取って水を流し込む。
乾いてた身体に染み込んでいって一気に半分くらいまで飲んでしまった。
玖音も喉乾いてたのかごくごく飲み干していく。
そりゃあんだけ出せば水分も欲するよな…
…あんだけ…
『は…、…全部中に出しちゃった』
意識が飛ぶ前にそんなことを聞いた気が……
中…中ってつまり…
「〜っ!!!」
「うわ、びっくりした」
もう色々恥ずかしいこと思い出して布団を全身に被って蹲る。
最悪だ…
しかもアレになっても記憶が残ってるのが辛い…
「いきなりどうしたの」
布団の上から背中をさすられる。
…隙間からちらっと顔を出して見上げればきょとんと天使の笑顔。
「あの、さ…」
「ん?」
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