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隠しきれない気持ちが恥ずかしい。
きっと玖音にもバレてる。隠せない…
でも言葉で伝えるのは…
「…ごめん、泣いたりして」
少し落ち着いて高校生男子がぼろぼろ泣いてるって事の恥ずかしさに冷静になる。
「いいよ。可愛い」
…また言う。さっきから可愛い可愛いってうるさい。
可愛いわけあるか…
けどそんなに嫌な気にもならない自分が恥ずかしい。
「ねえ」
「…なに?」
「まだおさわり禁止?」
くすくす笑いながら頭を撫でられる。
…今もう触ってんじゃねえか。
きゅっと唇を噛んで首を横に振る。
「…いい…もういい、…触ってほしい」
小さくそう伝えてぎゅうっと背中に腕を回して抱きつく。ちょっとびっくりしてた。
泣いたからか、素直にぽろっと本音が漏れた。
触りたい、正直自慰行為だけじゃ満たされなくてかなり溜まってて限界だった。
「…参ったな」
くしゃくしゃと髪を掻き上げて小さく呟いて俺を壁際に優しく押し付ける。
…やばい、なんか久しぶり?だからか、めちゃ緊張する…
てかなんか玖音の顔がエロくて優しくて胸がきゅうってなった。
「さっき色んな人に触られてるの見てムカついてあの場で犯してやろうかと思った」
「っ、ん…」
ぺろりとさっき噛まれた傷を舐められて、期待でぞわぞわと鳥肌が立つ。
「しなくてよかった。和くんのこんな顔見せたくないし」
肩から首、首から頬に舌が張っていって顔にかかったお酒を舐められた。
こつんと額をつけたまま玖音がじっと俺を見つめる。
あ、キス…するのかな。
甘い雰囲気に飲まれて目を閉じる。
息がかかってもう少しで触れそう…って時に「ごほん!!」とわざとらしい咳払いが聞こえて、二人とも動きが止まった。
「あ〜レオンくん?まだ勤務時間中だよね?」
ライトさんがニヤニヤしながら見てるのが玖音の肩越しに見えた。
え…あ…っ
そうだここ控え室じゃん…!!
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