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「「かんぱ~い」」
二人声を揃え、ジョッキをぶつける。
ゴキュゴキュと喉を通っていく
爽快感がたまらない。
「ぷはぁ~ ビールうめぇな~」
「恭平おっさんみたいやな」
春輝はククッと笑う。
「おっさんでもなんでもいいよ。うまいもんはうまいんだから」
俺はニカッと笑ってみせる。
「そういえばさぁ……」
春輝が、思い出したかのようにいう。
多分昼休憩の終わりに親父のことを
チラっと話したから
それを詳しく聞きたいんだろうな、と思った。
「ん??」
「恭平の父ちゃんの話!」
やっぱり。
親父に春が来たみたいなんだ~なんて
去り際に話したから気になっていたんだろう。
"え、ちょ、おい!詳しく!"
って春輝は焦ってた。
それを見てククッと笑い"またあとでな!"と
お預けをくらわした。
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