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「ただいま~」
カチャリと入ってきた玄関の鍵を閉める。
「おかえり~」
と、律儀にも玄関先まで出迎えてくれた親父。
俺は靴を脱ぎ、親父と共にリビングへと向かい
ソファへドカッと座った。
「で、親父」
「あ……うん」
「俺、いきなり会わせてもらえるなんて思ってなかったからビックリなんだけど」
いや、嬉しいんだけどね。と俺は続けた。
「ごめんな、いきなり。」
「謝んないでよ。で、大輔さん?だっけ?どんな人?会わせてもらう前に少しでいいから聞きたい」
「うん。」
と、まず、何故明日会って欲しいという話になったのか。を説明してくれた。
付き合う前から子供が居ることを話してくれていたそう。
また、大輔さんにも子供が居るようで、俺より3つ上だそうだ。
付き合って1年程経過したときに
大輔さんが "恭平くんに会いたい"と言ってくれたんだって。
きちんと、挨拶をしたい。と。
でも、親父が、もし恭平に認めてもらえなかったら……
という気持ちが先に出てしまい
中々イエスと言えなかったのだそうだ。
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