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「大輔さん、親父のこと末永くよろしくお願いします」
今度は俺が頭を下げる。
"ありがとう"
二人揃って震えた声でそう告げられた。
「親父が二人とか、俺すごい得じゃない?」
ヘヘッと俺は笑った。
「あ、そういえば!大輔さん、息子さん居てるんだよね?確か俺より3つ上……だったかな?」
「そうだよ。隼人っていうんだ。」
隼人……さん……
「俺、お義兄ちゃんが出来るんだ……」
ボソッと呟くと
大輔さんが少し泣きそうな顔をしながら
ニコッと笑みを浮かべ
「兄貴だと思ってくれるんだね……」
と、言った。
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