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運命の日
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俺は、隼人さんに会える日まで
子供みたいに指折り数えた。
前日なんか、大輔さんに会える日以上に
ドキドキしていた。
春輝に電話して、
"やばいよ、ついに明日だよ"
なんて、少し興奮気味で言ったら
"がんばれ"
と、何故かエールを贈られた。
そして、当日…………
「恭平!大輔と隼人迎えに行ってくるから!もう、下に降りてきとけよ!」
親父が1Fから叫んでいる。
「聞いてんのか!?行ってくるぞ!」
「聞いてる!もう降りるから。行ってらっしゃい」
バタンとドアの閉まる音が聞こえた。
やべー
緊張ハンパないっす
とりあえず喉がカラカラだった為
1Fに降りて冷蔵庫に直行。
水を取り出しコップに注いで
ゴクッゴクッと少しずつ喉を潤していく。
「ぷはっ やばい、マジで」
喉が少し潤った所で
洗面台に行き髪の毛を整える。
そうこうしている内に玄関の扉が開いた。
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