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若干、重たくなった空気に静まりかえった室内。
その空気を切るように、大輔さんが話始める。
「恭平くん」
「はい」
「俺たちは、快く恭平くんの申し出を受けたいと思っている。俺たちを、花森家の一員にしてもらえるかな?」
「はい、もちろん。喜んで!」
俺は、首を大きく縦に振る。
「改めまして、恭平くん、啓介!ふつつかものですが、よろしくお願いします」
「よろしくお願いします。」
と、続けて頭を下げた。
「……啓介さん、さっきはなんかごめん。」
「俺は、お前のことも息子同然に思ってるからさ。大輔はもちろん、隼人と一緒に生活出来るのは凄く嬉しいんだよ。」
だから、お前の結婚話も自分の息子のように
気になって気になって……
ごめんな……
と、親父は言った。
「ありがとう、啓介さん。」
そう言ってもらえて嬉しいよ……
また、ちゃんと話するね。
と、隼人さんが言った。
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