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親父たちのラブラブっぷりには本当に参った。
ただ、隼人さんにとってはいつものことらしく
"またやってるよ"みたいな感じだった。
そして、今日も夕飯を食べて行ってもらった。
帰り際には、親父と大輔さんのラブラブキスシーン。
いや、二回目でも恥ずかしいって。
送っていくよ!と親父は言ったけど
今日も散歩がてら歩いて帰るよ。
と、大輔さんは言った。
大輔さんと隼人さんの家まで車で15分程。
歩くとなると、1時間はかかる。
「美味しいもんを食べた後は運動しないと」
と、大輔さんは言う。
「それに、もう歳だしな!」
と、隼人さんが茶化して言う。
すると、すかさず親父が
「どんなけ歳をとっても、たとえメタボになろうともずっと愛してるよ」
なんて、甘い言葉を言うもんだから
大輔さんは耳まで真っ赤になるし
俺まで照れちゃったじゃんよ……
結局、大輔さんたちは歩いて帰って行った。
帰り際、隼人さんから
"ライン教えて"と言われ、交換した。
俺は内心、ウハウハ。
好きな人のラインを知ることが出来た!!
しかも、来週末から一緒に暮らせる。
やばっっ
恋した途端に失恋しちゃったけど
そんなのどうだっていい。
想うだけなら勝手でしょ??
叶わないけどいいんだ。
だって好きになっちゃったんだもん。
俺はこの恋を密かに楽しむことに決めたんだ。
叶わない。と、思っている恋が
叶う。ことになるのは、まだ少し先の話……
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