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春輝side
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恭平と隼人が一緒の部屋……
ほんまに、ありえへん!!!
父ちゃんのこと好きやけど
その選択肢はあかんやろ!!!
同じベッドやで??
色々ヤりたい放題やん!!
羨まし…………
じゃ、なくて!!
てか、父ちゃん、嫁連れて
風呂行きよったし!
なんなん?
俺かて、恭平と入りた…………ゴホンっ
「俺、トイレ行ってくる」
恭平はそう行ってトイレへ向かった。
あいつ、隼人と同じ部屋やって聞いて
内心わけわからんなって
しまいには俺に睨まれるし⬅️自覚有り
トイレに逃げよったな……
多分しばらく戻ってこんやろな。
なら今のうちに…………
「隼人さん」
「何?」
「美人な婚約者が居るって聞きました」
「ん?う……ん。まぁ、彼女は居るけど……いきなり何?」
「なら、恭平のこと好きになったりしませんよね?」
「えっ?てか、恭平くん、男だけど……」
「恭平、バイなんです。それも、ゲイよりの」
「………………」
案の定、黙ったな。
これ、聞いたらどうするやろな。
「びっくりしました?もちろん男ともセックスは経験済み。しかも恭平はネコ」
「…………ネコ?」
「父ちゃんたち見てたら分かるんとちゃいます?まぁ、分かりやすく言えば、挿れられる方ってことですよ」
「………………」
「ほんで、俺は恭平のことが好きなんです。だから、簡単に言えば"牽制"ってとこですかね」
「………………それ、俺に言って、逆効果だとは思わなかったの?」
「はぁ!?」
「ごめんごめん。お腹痛くって長くなった……ってあれ?二人とも怖い顔してどうしたの?」
チッ…………恭平が戻ってきた。
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