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あれから一ヶ月……
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早いもので、一ヶ月が経ちました。
あの夜から、
毎晩、抱きしめ合って眠るようになった。
もちろん、キスもそれ以上のこともしていない。
ただ、ただ……
ギューッと、お互いの温もりを
確かめ合って眠るだけの毎日に幸せを感じていた。
亜美奈さんとは、中々都合が合わず
一ヶ月も経ってしまい…………
そして、ある夜、寝室にて……
「恭平」
「はい?」
「明日亜美ちゃんと会えることになったんだけど、恭平大丈夫??」
「明日……か」
今日は12月24日、クリスマスイブ。
明日はクリスマス。
そして、俺の誕生日…………
「都合悪かったら日付変えてもらおうか?」
「…………大丈夫です。」
「ごめんね、クリスマスなのに……」
隼人さんは、明日が俺の誕生日だということは
多分知らないだろう。
それに、せっかくの機会を逃してしまうと
次、いつになるかわからない。
ズルズルいくのも良くないと思うんだ。
「気にしないで下さい。」
「それと、明日、亜美ちゃんときちんと別れたら、聞いて欲しいことがあるんだ」
なんだろ…………
「???分かりました」
そして、今晩もいつものように
抱きしめ合って眠った。
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