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12月26日の晩。
隼人からラインがきた。
昨日、亜美奈と別れ、
恭平と付き合うことになった。と。
正直、よかったやん。って、思った。
そんな優しい俺は、一回隼人と会って
本気なんかどうか確かめようと思った。
27日、仕事上がりに会う約束をし
喫茶店で待ち合わせることになった。
(中々珍しい個室もついてる喫茶店)
そして、27日。
待ち合わせ場所に行くと隼人はもう着いていた。
「久々やね」
「そうだね」
頻繁に連絡していたせぇか
久々な感じはあんまなかったけど。
「春輝何か頼む?」
「俺はえぇわ。隼人は?」
「俺も大丈夫」
頻繁に連絡を取り合ううちに
名前で呼び合うようになった。
彼氏(恭平)より先に呼び捨てしてごめんやで。
「で、付き合うことになったんやな?」
「うん。なんかごめん」
「謝らんとってや。」
「うん……」
「ほんまに好きなんやろ?」
「うん。ほんまに好きです」
「幸せにせんかったら許さんで?」
「分かってる」
「もし、恭平に悲しい思いさせたり、泣かせたりしたら、容赦なく奪いにいくからな」
「絶対にそんなことさせない」
「隼人のこと信じるで?」
「うん。信じて」
真っ直ぐに俺の目を見て話す隼人を見て
あぁ、ほんまに本気やねんなって思った。
なら、この人に託そう。
でも、もし、仮に何かあった場合は
ほんまに容赦ないで?
覚悟しいや!!
恭平のこと幸せにしてやって下さい。
頼んます…………
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