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その日の夕方…………
俺が何を作ったかって?
ふふ。ナーイショ。
大輔さんはこれから仕事。
親父は、今日はバレンタインだし
大輔と少しでも一緒に居たいから。
と、仕事終わりに大輔さんが働いているBARへ
寄るとのことだった。
なので、今日の晩は隼人さんと二人きり。
張り切って晩ご飯作っちゃいました。
「恭平、行ってくるね!」
大輔さんは一緒に暮らし始めて
しばらくしてから "恭平" と
呼び捨てで呼んでくれるようになったんだ。
それは俺が、家族なんだからそう呼んでって
大輔さんに言ったからだ。
ちなみに、俺は大輔さんのことを
たまに、"パパ" と呼ぶようになった。
そう呼ぶと、大輔さんは凄い喜ぶ。
「パパ行ってらっしゃい」
俺がそう言うと
「きょ~へ~」
と、ギューッと抱き着いてきた。
「ん~~」
と、頬をスリスリしてくる。
パパ…………俺、26歳なんですけど……
そこへ、ガチャリと玄関の扉が開いた。
「ただい……………あ"ぁ~!?」
帰宅した隼人さんは玄関を開けてすぐ
飛び付いて大輔さんを引き離した。
「おかえりなさい」
「ただいま。って、恭平!浮気だぞ!?」
「へ!?」
「あ~ぁ 相変わらずお熱いことで。行ってきます」
「い、行ってらっしゃい」
あ、ちなみに、親父と大輔さんには
俺たちのことは報告済みだ。
一つ屋根の下で暮らしているのに
黙っているのは無理があるだろうと
付き合ってすぐに報告した。
それからというもの、
隼人さんは普通に親父たちの前で
キスしてきたり………
嬉しいんだけど、ちょっと困る。
甘々な隼人さんを見るのは俺だけでいい。
俺だけが見ていたいんだ。
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