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春輝side
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恭平のヤツ風呂に逃げたな。
俺がいらんことゆわんように祈ってんねやろな~
ははっ。
でも、ごめんな。
俺、勝手に一肌脱ぐで?
なぁ、恭平。
好きな人と一つになりたいやろ?
隼人かて、そうやと思うけどなぁ。
中曽根 春輝、
いらんお節介やかさせて頂きます。
『もしもーし』
『はい?隼人?』
『うん。今日はありがとね。おかげ様できちんと話し合いが出来ました』
『よかった。あんたら夫婦には仲良しで居てもらいたいからさ』
『ふ、夫婦って……でもほんと、ありがと』
『おう。でさ、隼人、まだ恭平のこと抱いてないってほんま?』
『ゴッホゴホ…………へ?!』
『ほんまなんか?』
『まぁ……うん……』
『神やな』
『え?』
『好きな人と毎晩一緒に寝てるわけやろ?やのに、なんもないとか神としか思えやん』
『い、いやぁ……俺だって、我慢してんだよ……』
『なんで?』
『いや、ほら……最初が最初だったし……』
あぁ…………
無理矢理ヤってまいそうになった時のことか……
それで手出されへんのんやな……
まぁ気持ちは分からんでもない。
怖がらせたくないもんな……
でも…………
『恭平は待ってるんとちゃうかな?』
多分そうやと思う。
中々自分からは言い出しにくいことやしな……
『…どうだろ……』
『あんまり待たせすぎたら、今度は俺に魅力がないから……とか、余計なこと考え出してくんで?恭平のことやから』
『う、うん……』
『それについてもちゃんと話し合いや?まぁ、あんたらの場合、タチネコは考えやんでえぇから、あとはお互いの気持ちやな』
恭平はネコ。
隼人は…………
『あと、聞きたいんやけど、男同士のセックスに嫌悪感はない?』
『男同士とか、正直分かんないけど……恭平とはシたい……抱きたいって思うよ』
『そっか。男同士のセックス自体に戸惑いがあるわけじゃないんやな』
『恭平に対してそれはないよ。』
『なら、よかった。一気に進むんやなくて、ちょっとずつ進んでいったら?』
『そ、うだな……考えてみる』
『うん。そうしてみて』
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