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会いたくない…
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幼い頃を思い出したせいで余計に頭が痛くなる…
フラフラする…
前がわからないまま、止まることも出来ず歩く…
ドンッ
なにかにぶつかって俺は体制を崩し尻餅をついた…
フラフラしたからだでは支えることが出来なかった
「わっ!ご、ごめんね?…て…た、貴子くん…?」
聞いたことある声
そして俺が今1番会いたくない…
犬宮命だった…
「立てる?」
と、俺に聞きながら手を差し伸べる犬宮に俺は…
「っ!触んな!…もう…ほっとけよ」
そう言って手を振り払った
熱のある体ではまともに頭が働かずまして話すだけで精一杯だ…
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