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犬宮side
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貴子君は納得していないような顔をしたあと俺に問いかけてきた
「なぁ…俺なんかのこと助けても何もいいことないし、俺何も出来ないし…」
どうやら貴子君を助けることに俺のメリットはないのに何故?と聞きたいらしい…
うーん…きにしなくていいのになぁ…
「別に見いいんだよ、見返りを求めているわけじゃないし…俺が貴子君のことを放っておけないだけだからさ」
そう伝えると渋々納得したような感じだったがその後もしばらく1人で百面相していた
そんな貴子君を見て俺は面白いなぁ…と思った
なんでそんなに貴子君を庇うのかと聞かれても正直の所自分でもよくわからない
でも…貴子君はきっと親からちゃんとした愛情を受けなかったからとても不器用なだけでみんなとどう接したらいいか分からないから無愛想なんだと思う。
そんな貴子君を知っていくうちに気になってしまった…
ただそれだけ
多分…ね?
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