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犬みたい
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ピーマンは半分に切って種を取っといて肉が来るまで放置
ほうれん草は軽く茹でてから冷水で冷やし、鰹節と醤油とマヨネーズで味付け
白菜と玉ねぎと大根を切って沸騰させ味噌を入れる
よし…こんなもんか
一息つくと犬宮がキッチンに顔を出した
「すごくいい匂いがしたから見に来ちゃった!」
そう言って笑う犬宮
何か…こういう所がすごく犬みたい…
後ろで尻尾を振ってるのがわかる気がする…
「あ、そう言えば誠にぃ帰ってきたよ」
「マジか…助かるわ」
「うん!牛肉は何がいいのかわからないから5種類くらい買ってきちゃったってw」
5、5種類…?
「いや…勿論市販のやつだよな?」
「市販…?うーん…1つ6000円くらいのやつだよー」
「6000って…」
こいつ家は金銭感覚大丈夫なのだろうか?
「まあまあ、あるに越したことはないでしょ?」
「…まぁな…」
…気にしたら負けか
とりあえず犬宮の兄貴が買ってきてくれたひき肉を使ってピーマンの肉ずめを作った
まあまあの出来だな
あとは鯖を焼いて…
「完成…」
ふぅ…
色々と疲れた…
「犬宮ー」
「んー?」
「ご飯できたから兄貴達呼んでこい」
「おぉぉ!!分かった!」
嬉しそうな顔をしながらドタドタと走って兄貴を呼びに行った犬宮はまるで小さい子だ
「ふっ…変なやつ」
そんな犬宮を見て1人くすくすと笑っていた
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