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…誰だ…
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※貴子sideに戻ります
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目眩と立ちくらみが酷くなりたっていられなくなった俺はその場に座り込んでしまった
「ハァ…ハァ…」
特に疲れることもしていないのになぜだか息が切れてくる
蹲り、息を整えようと必死に落ち着こうとしていると…
「あれぇ?…もしかしてそこにいるのって…佐倉 貴子くんw?」
俺の名前を馬鹿にしたような声で呼ぶ男
「ハァ…あ?…お前誰、だよ…」
「えぇ?忘れちゃったのぉ?酷いなーw」
「俺は覚えてるよー?佐倉くんに仲間が腕折られたこと」
折られた…?
チッ…前に喧嘩したやつの仲間か…
普段の俺ならそのまま相手にせず帰っていただろう
だが、今の俺はものすごく体調が悪い…
くそっ…
こんな時に…
本当についてないな…
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