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死ぬ事にしました。
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「ぁ…やぁ、もっ、、」
止めようとするのに身体が勝手にビクビクと跳ね上がり、身体が強ばる。
いつの間にか平野さんに繋がれていた左手からは、平野さんの熱が伝わり更に僕の身体を熱くさせた。
「ぁ、ご、めんなさぃ…ぃく、ぃ、んんっ」
こんなにも気持ちいい思いをしたのは初めてだった。
「、ぅっ、ふぅ…ぇ…」
余韻の残る脱力した身体。初めての感覚に思わず涙が零れる。
「麗くん泣かなくていいんだよ」
平野さんは僕の精子を飲み込んで口元を自分の手の甲で拭ってから、僕の身体を抱き起こし向かい合わせで膝の上に乗せて抱きしめてくれた。
「あ、の、ん…ゃだぁっ…」僕は顔を隠す事も忘れて、平野さんの膝の上で泣いた。飲んで良いものなの?僕のなのに?汚いのに、平野さんが汚くなっちゃう、どうしたら良いかわからない…
「どうしたの麗くん、怖かった?」
「、ゃだ…のむのっ、ごめんなさぃっ…」
「嫌だった?」僕の髪を撫でながら平野さんが優しく聞いてくる。
「汚い、の、うつっちゃ…」涙は止まらない。
「麗くんは綺麗だよ、これは同情とかではなくて俺は本当にそう思うよ。」
僕はよく意味が理解出来ないでいた。〝綺麗〟なんて言葉は、僕みたいな醜いものを表すときに使う言葉ではない。
〝綺麗〟とは、美しくて心地よいものの事を表すのだ。
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