アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
きっと。
-
「やばっ」
ふとした時に涙が出る。
原因はわからない。
ダメだと思って逃げ隠れて泣いてたとこを先生に見つかった
それから1週間後、放課後の保健室
「先生」
ガチャ、と後ろ手に閉める鍵
「···柊、」
「終わった?」
「まだだ」
「んじゃ、待ってる」
いつも待ってる時間は苦じゃない。
先生の横顔は見てて飽きないし。
「柊、穴が開く」
「えーだって大人しくしてないとお仕置きするぞ。ってメガネあげて言うからー」
「言ったことないな。」
「あれーそうだっけー?」
「とりあえず大人しくしてろ」
「お仕置きする?」
「しない。」
「じゃあヒマだからあっち片づけてくるね。」
「あ、あぁ···」
2年の柊 理斗
とあることがきっかけでなつかれ、保健室に来るようになった
「柊」
「ふふふーん、ふっふー」
鼻歌···何がそんなに嬉しいんだか
「終わったら来い」
「はーい。もう終わったの?」
「あぁ···ありがとな」
「はぁぁ···」
頭を撫でられそのまま引き寄せられた
「うぁっ・・・ずるい」
「ふっ、さっきまでと違うな」
「ん···ドキドキする···しー」
「落ち着かせる為にやってるんだけどな。それに何度目だと思ってる」
「だけど···っ」
「泣いたのか」
「うん。っでも今日は2回だけだよ」
「そうか」
「前よりは減ったよ。」
ぼくが泣かなくなればと
抱きしめてくれるようになった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 5