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「受ける!受けるぞこの仕事!是非やらしてくれ!!」
数分後、やる気に満ちた氷雨がそこにいた。
「流石、気分屋さん。話が分かりますね」
氷雨の目の前には今朝焼いたと言うチーズパン、ガトーショコラ、1枚のチケットがあった。チーズパンとガトーショコラは、氷雨の大好物だ。そして、チケットは氷雨が行きたくてしょうがなかった神獣アイドル ふさ丸のライブチケットだった。
「受けるのはいいけど、お前新フロア攻略してねーだろ?」
「確か、今解放されているのは109階ですよね?氷雨が今攻略しているのは84階。直ぐにはその仕事引き受けられませんね」
「え、そーなんですか?」
落胆する女の子。
「安心しろ。1週間で全部攻略してやるよ。1週間後また来い」
「っ…わ、分かりました…」
残り25階を1週間で攻略するなんて相当な手練れでない限り不可能に近い。にもかかわらず堂々と言い切る氷雨にたじろぎつつ女の子は1週間後再び訪れる事にした。
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