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黒煙の立ち込める場所に辿り着くと他のギルドメンバー達が既に着いており臨戦状態となっていた。その中にソルビル団長の姿も見える。
ラスボスはゴリラに似たような魔獣で体がとにかく大きい。辺りは、魔獣が暴れた影響なのか地面に穴が空き地割れが目立つ。周囲の木々も根元から折れていた。
「おい新人!お前治癒魔法使えるか!?」
「…っ、使えます」
「よし、お前は救護班に回れっ、アシュビとハンナは援護しろ」
優人は、それぞれに指示を出すとラスボスめがけ飛び込んで行った。
周りを見ると怪我人が非常に多い。中には死んでしまっている者もいた。ラスボスの相手をしているのは20名くらいで数は有利だが戦力が明らかに足りていない。
氷雨も加勢したいところだが、優人の指示どおり怪我人の元へと駆けた。
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