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「邪魔するぞ」
「お邪魔します…あれ?お取り込み中でしたか?」
赤鬼とジェフが入ってきた。
「あんた達は確か…」
移住民なら誰もが顔なじみだろう。この塔を訪れた際にかならず会う2人だ。
氷雨と2人の顔を交互に見るソルビル。驚きを隠せない様子だ。
「希望の光の団長、ソルビルさんが氷雨に依頼ですか?」
「いや、この前の事でちょっとな」
「左様でしたか。では私達は奥に入ってますね」
「いやっ、今日はもう帰るとしよう。また改めて来るとするよ」
ソルビルは、立ち上がると気分屋を後にした。
「ソルビル団長自ら来るとは大ごとですか?」
「この前の仕事でミスったんだろ」
「うるせーな。まーあながち間違ってはないけどなー」
はぁーと大きいため息を着くと氷雨は頭を机につけうな垂れた。
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