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男は懐から短剣を出すと氷雨目掛けて迫って来た。氷雨の命を奪おうと容赦なく切っ先を向けて来る。
氷雨はそれを危なげなく全て交わすと隙を見て足払いを仕掛けた。男はジャンプして交わしたが着地にバランスを崩す。そして自身が持っている短剣の切っ先を首元に突きつけられる形で降参を余儀なくされた。
氷雨は男に束縛魔法を掛けるとローブを剥ぎ取り持ち物を物色し始めた。
「おっ結構良いもの持ってんじゃん?俺を襲った罰としてちょっと貰っても良いよな?」
「ふざけるな、貴様!」
「ふざけてんのはお前だろ?暫くそこで反省してろ」
あたり一帯に人避けの魔法をかけ無情にも男の元を去った。
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