アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
97.
-
「おいー俺らは酒が飲みてーんだよ、何で水なんか持ってきてんだよー」
「そーですよー副団長ー。お酒くださーい」
ちっこの酔っ払いどもが…こういう時だけ鋭い
「分かった分かった。それ飲んだら注いでやるからさっさと飲め」
「ほんとだなー?お前言ったかんなー?」
「約束ですよー?」
「うるせぇ!さっさと飲めっ」
「きゃーパワハラー!」
2人して抱き合い怯えるフリをする。
「がっはっはっ、楽しそうじゃないか」
「はあ…楽しくねーよ…」
「そうか?以前の優人ならここまで付き合わなかっただろ。変わったな?」
「っ…たまたまだ」
優しい眼差しを向けてくるソルビルの視線に耐えられず視線を逸らす。その行動が面白かったのかいつもの様に豪快に笑うと肩に腕を回し飲め飲めと今度はソルビルに酒を勧められた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
97 / 126