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最悪の出会い2
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無職なのは間違いない
だが図星を指され少しイラッとする
「お前らにはどうでもいいだろ?」
適当に返して立ち上がった
リョウタ「待てよ」
歩き始めると後ろからリョウタに、細い身体の何処にそんな力があるかと思うほど強い力で肩を引かれた
男の子3「金ねーって嘘だろ、そんなスーツ着てんだからさ」
驚く間もなくそのまま数名の男に囲まれて公園に引き摺りこまれた
不良に公園で絡まれるなんてのはフィクションの中の出来事だと思っていた
抵抗せずついて行ったが周りから死角になるところで1番体格が良い男に腹を殴られた
リョウタはアカネちゃんとイチャつきながらこちらを見て笑っている
「やめてくれ、金は本当にないんだ」
早めに投降して財布を出す
男の子2「うわ、マジで二千円しかないし、カードもねぇわ」
財布を受け取った奴がリョウタに向かって言った
リョウタ「は?ガチで?使えねー」
興味を無くしたかのようにそれだけ言ってアカネちゃんに向き直る
男の子3「どうする?久しぶりにボコッとく?」
リョウタ「任せるわー、まぁ程々にな?俺はアカネちゃんといつものホテル行ってくるから」
こちらも見ないでひらひらと手を振る
男の子2「あいあいさー隊長♪」
そんな会話を聞きながら考えていた
もう俺は会社から見放されてその上で不良に絡まれている
社会人でもなくなった今果たしてこいつらに遠慮する必要はあるのかと
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