アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
いつものホテルで9 *
-
「どう?犯してくださいって言わないともっとイカせちゃうけど?」
これ以上にない脅し文句を使うとすでに涙でぐちゃぐちゃな目から、更に堰を切ったように止めどなく大粒の涙が溢れて来た
「もっ、やだぁ、なんで俺っ、こんな目にっ、」
腕の拘束で拭くことも出来ずベッドのシーツにシミを作る
俺好みの綺麗な顔に泣かれて少し罪悪感を感じてしまうが、それを上回るゾクゾクとした何かが背筋を駆け巡る
「早く終わらせたかったら犯してくださいって頼めばいいんだよ、素直にさ」
更にいじめて泣かせたい欲望を必死に抑えて溢れた涙を手で拭いてやった
「い、やだ、」
言いながら歯を食いしばり睨むような視線を向けられる
「お前ほんと強情、いい加減言わねぇと後悔するぞ、まだ2時間しか経ってないんだからな?このままだと朝になる頃にはチンコ使いものにならなくなるぞ?」
どっちかというと脅しになるがこれでも律儀に心配しているのだ
その言葉を聞いて涼太のぐちゃぐちゃになっている顔がさらに歪んだ
そんな顔でも綺麗だから困る
それにその顔は俺を酷く興奮させる
「なぁ、言えよ、もう終わらせたいだろ?」
耳元に口を寄せ息が掛かるように言った
「っ、おれは…」
と言ったまま開いた口はそれ以上声を発さなかった
だがここまで来たらもう少しだ
「ほら、言えって」
ギリッと歯の軋む音がした
これ以上にないほど奥歯を噛み締めて再び口は開かれた
「お、犯して、下さい…」
聞き取れるギリギリの音量は確かにそう言った
「ははっ、やれば出来るじゃん」
一生チンコを使い物にされるよりは一度抱かれた方がマシだと妥協したのだろう
小さな殺意を持った声は本心からの言葉だとは思えなかったがそこは許そう
ただ、こちらを射止めようと睨んでいる目は、また俺の背筋をゾクゾクと駆け巡らせた
今度は抑えられそうになかった
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
15 / 55