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二人の仲は言葉で表せないもの9 *
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「〜っ!」
始まった振動に体を震わせ伸ばした手がギュッと布団の上に広がった着物の端を掴んだ
「こうたぁッ、おくっ、奥がっ」
細かい振動に身体をよじらせる
「奥がどうかしたか?」
「やばいとこ当たって…これ無理だ」
もう片方の手は康太の手を握り、目を瞑り首をフルフルと振っている
「そんなに駄目か、ちと当たる場所動かそうか?」
どうも感じているようには見えなくてもう少し浅いところに移動させようと反対の手を掛けた
そのままぐぢゅっと肉を抉る音と共にズルッと抜く
「ひあぁあっ」
いきなりの動きに耐えきれなく龍の目から生理的な涙が溢れた
「あっ、わりぃ、手ぇ滑った」
少し遠慮がちに伏せた目が龍を見つめる
早く手前まで戻してやろうと力をかけ過ぎたようだ
「バカ野郎っ!動かすなっ」
ただでさえいつもは使わないような大きさの凶器なのにそれを動かされたらひとたまりもない
「わりいって」
ただ親切心で動かしてやろうとしていた康太にはその反応が面白くなかった
抜き去ったバイブをそこらにほうって使いすぎてプックリと腫れたそこに指を侵入させた
「ちょっ、何!?」
いきなりの趣旨返しで龍はさっと顔を上げてこちらを見て来る
そこに映るのは自分の中に指を差し入れた康太の姿だった
「ほんとお前って俺いると玩具嫌うよな」
自分が相手していた時と違い拡張されて広がった中は4本の指を飲み込んでいく
「ちがっ、わないけど…」
否定をしない龍を尻目に康太は指を動かし始めた
それは恋人だった時のように優しくそれでいて激しく
だんだんと龍は快感の熱をおびた
「きもちっ、あぁッ、きもちいぃっ」
康太にしがみつきそんな可愛いことを言うまでに時間はかからなかった
「もっ、入れろよっ」
ずっと中を搔きまわす康太に龍がそんな催促をした
「んー、ちょいとそれは無理があるな」
と康太は肩をすくめて動かす手を止めた
もしやと龍が康太のものを見ると先ほどとは打って変わって全く反応していなかった
「何でだよ、さっきはいけただろ」
ぽろぽろと涙を流しながら龍が聞いてくる
「や、なんか挿入れると思うと駄目で」
伏せ目がちになる康太に龍が跨がりズボンを開いた
「貸せ、勃たせてやる」
そんな言葉を残しフェラを繰り返すがどうにも反応がなかった
「クソっ、なんで勃たねぇんだ」
それはいつものように元がつく人間に起こる反応で康太にとっては当たり前のことだった
「やっぱり挿入れると思うと駄目なんだな本当に」
そう呟いたのは独り言か自分にか
「悪いな、こればっかはどうしようもない、その代わり…」
「これで我慢してくれ」
康太は勃たないことなんて分かりきっていた
そのため敢えて指で中をほぐしていたのだ
先ほどの玩具をローションをつけもう一度挿入する
それはさっきより龍にダメージをあたえなかった
「んな、奥まで…ひっ、だ、めっ」
口ではそんなことを言うが龍自身明らかに先ほどとは違い違和感がなかった
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