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二人の仲は言葉で表せないもの10 *
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-龍side-
おかしい
身体がおかしい
今まではどんなにほぐしても入らなかった大きさのものが自分の中で暴れている
そんな未知の快感を自分が好きで好きで忘れられなかった人の手で感じさせられている
自分でするだけじゃ手に入らない羞恥と興奮でどうにかなってしまいそうだ
でも違う
本当に欲しかったのはこれじゃない
もっと熱くてドクドクと自分の中で波打つもので、それも目の前にいる人のじゃないとダメで
伸ばせば手は届くのにそれをするとその人との何かが終わってしまう
きっと俺がどんなに頼んでも拒まれるだろう
それが康太の意思じゃなくても俺には耐えられない
そう思ったのに強請ってしまった
触れてしまった
だけどどんなに頑張っても反応してくれなかった
その顔に悲しい表情を浮かべさせただけで
俺にはお前とやり直すことも出来ないと改めて感じさせられた
分かったよ
これが最後だから
最後だからお願い
「なんでも良いから、めちゃくちゃにして…」
涙を浮かべそう言った俺に優しい手が触れた
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