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ロシアンチョコレートでまさかの...
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「おぉ、きたきたっ!」
その声に反応してテーブルの方にみんな集まってきた。
蓮「これがロシアンチョコレートか〜!」
健斗「全然見分けつかねぇ...w」
真琴「見分けついたらついたでだめだけどね〜w」
健斗「まぁなw」
ロシアンチョコレートは普通に一口サイズのチョコレートでどれも見分けはつかなそうだった、真琴が言ったように見分けがついたらついたでそれはだめだが..w
「俺これにしよ〜っと!」
「私はこれにする〜」
「これなんかでかいなぁw」
「はじっこいただき〜!」
みんながそれぞれチョコレート手に取り、被ってしまったのはじゃんけんで決めたり譲り合ったりしていた
「じゃあ、いっせ〜の..で食べるぞ〜!」
「「「いっせ〜の...っ!(パクッ)」」」
みんなの掛け声とともにパクッと食べて、もぐもぐとしながらみんな隣や前の人のなどの顔色をうかがっていた
「俺セーフ!」
「普通に美味しいよ〜」
「ん、私も〜!」
なんだかみんな平気そうな顔でもぐもぐと食べていて、チョコレートの感想を言っていた
「なんかみんな当たりじゃね?」
「たしかに〜」
「あれ、ひとつあまってるよ〜?」
「え、あ!ほんとだ!」
ひとつあまっていると指さしたところにたしかにひとつチョコレートがあまっていた。
まさか....と思いみんなで目を合わせたりしていた
太輔「なんか逆にすごいな...」
蓮「そうだなー!w」
純「このひとつどうする〜?」
真琴「多分はずれだろうしね..w」
そうしてしばらくこのはずれチョコをどうするかみんなで話し合った
やっぱり食べないのは面白くないのでくじびきで決めることにした
「またいっせ〜ので見るぞ〜!」
「「「いっせ〜の...!」」」
また掛け声とともに引いたくじをせ〜ので見ることに、そしたらすぐに声があがった
「いえーい!俺は違うぜ!」
「私もよっ!」
「自分も〜、よかった〜!」
当たり前だが、そう言って安心する人がほとんどだった。
俺のを見てみると...ん、?あれ...これって...、
いやでも...「2」ってなんだ?
蓮「あれ?和馬〜その2ってやつなに〜?」
健斗「もしかしてはずれくじか?」
和馬「いや、まさか〜...w」
「あ、それははずれくじだぜ〜!」
真琴「やっぱり..w」
純「でも2ってなんなんだろうね〜?」
太輔「...ねぇ、こっちは1って書いてあるんだけど...あまってるのってひとつだけだよね?」
いったいどういうことなんだ?と思ってこのくじを作った人であろう人を見てみる
「だって普通に食べたら面白くないだろ〜?だから、1番の人が2番の人に口移しで食べさせるんだよ〜!でも男2人だったか〜、面白くねぇな〜w」
「まぁ、いいんじゃね〜?w」
「ある意味面白いじゃん〜」
周りでは、女子は「キャー」って言っている人が多くて、男子は「やれやれー!」とか「早くやれよ〜!」と急かしてくる人が多い
...って、この状況ピンチじゃね..?
太輔「ふっ...(ニヤ) .....」
太輔が少しニヤりと怪しく笑い、無言でお皿に残っているはずれのチョコレートを左手で取り、少しずつ近付いてくる
和馬「え...、ちょっ、太輔...まっ」
本能的に近付いてくる太輔から逃げるように後ろに後ずさる
こんなみんなの目の前で口移しとか...まだキスもしたことないのに...。いや、みんなの目の前じゃなくても普通にだめだけだね!?;
とか思っていると壁まで追い詰められてしまい、
後ろには壁で俺の横に太輔の右手を置かれて、太輔の左手にあったチョコレートを食べて、顔を近付けてきた。
「い、いや...太輔、ちょっと..、まっ..!」
太輔があいた左手で俺の右手を壁に押さえつけて、キスをしてきた。後ろに逃げたくても壁が邪魔で逃げれなかった。怖くなりギュッと目を瞑った
そして太輔が舌で無理矢理俺の口をあけてきて、口に含んでいたはずれチョコを俺に口移しでわたしてきた
「んっ、ふぁ...や..め....、ん..」
さっきまでの騒がしさは嘘だったかのように静かで、勝手に出てしまう俺の声とクチュクチュと唾液がまざる音が響いていた
「やっ...ん、ふぅ....」
俺は太輔を押し返そうと左手で押してみたりしたが、お酒やキスですっかり力が抜けてしまっていてまったく意味がなかった
「はぅ...、ふぁ....っん...」
息も上手くできなくてもう頭が、ぼーっとしてなにがなんだかわからなくなってきたところで、太輔の唇が離れた
「ふぅ..、ごちそうさま(ニコッ)」
そう言ってチョコと唾液がまざったものが、俺の顎らへんを垂れていたようでそこをぺろっと舐めとりまた怪しくどこか色気のある顔で笑った
「.....」
周りは目をぱちくりさせる人や赤面で固まってる人ばかりで最初はシーンとしていたが、
いきなり、「おおおおおおおお!!」っと大きな声を出して大騒ぎしていた
だけど俺はさっきのキスとお酒と息がちゃんとできなかったことでぼーっとして、ふわふわしているような不思議な感覚のまま意識を手放した
誰かの声が聞こえた気がしたけどそのまま目を閉じてしまった
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