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「魔法の力。7」
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「はぁる!」
「さぁき!なんだぁ?w」
「愛生達来るまで何してるー?」
どうや咲は暇になったようだ。何してると聞いてきたのにポケェっとしている。
「…内緒でここの楽器吹かねぇ?」
「悪いことしてるみたいでいいね(⃔ *`꒳´ * )⃕↝」
今の咲と陽は小悪魔になっている。今朝の集会で色々と吹っ切れている。
「僕、フルートとピッコロ吹く!」
「おぉw俺はオーボエ吹こうかな」
吹きたい楽器を決めて楽器がある場所を漁り出す2人。
「みーつけた!」
「俺も!」
「吹くで!」
「おう!」
早速楽器を出して吹こうとしている2人。
2人とも音階の指は覚えているがあまり吹いたことがない。だから今日挑戦しようと考えている。
「( *¯ ꒳¯*)ムフフ」
「どうした?w」
「なんか楽譜ないかなぁ」
そう言って楽譜を探し出した咲。何かいい楽譜を見つけたようだ。
「見て見て!」
「おー?なんだなんだ?」
「これね、『星月夜』って言うの!」
「ほう…」
星月夜とは昔の人の物語。
物語を音に変えた珍しい曲。
「『星月夜』はね、昔の人が大切な子供のために作ったんだってー!」
「そうなのか…なんかすげぇな。」
「ほんとにすごいよねぇ…自分の物語が未来に繋がるなんて…」
楽譜を見てなんとも言えない気持ちに浸っていた2人。すると陽が口を開いた。
「…これ吹こう?」
「僕らの初挑戦楽器でこれか!…うん!吹こ?」
「初見で行けるか?」
「たぶん( ˙꒳˙ )」
初めてちゃんと吹く楽器でかなり高度な曲。お互いちゃんとは吹けないと思いながらアイコンタクトで合図をとり吹いていった。
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