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9. イタズラ心の意趣返し
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身体を売れ、と言われたところで、結局はもう二度も天宮城に犯された身体だ。
抵抗が全くないと言ったらそれは嘘になるけれど、それでも初めてじゃない。
だから大丈夫、という強がりを頭の中で唱えて、素直に身体の力を抜くと見透かしたように天宮城がせせら笑った。
「ふ……優しい俺に感謝しろよ?」
「何言って……――っ…!?」
抵抗しない俺のズボンからベルトを抜き取り、そのまま両手首を拘束してドア横の突起に固定した刹那、身体の中心をゾクリと何かが駆け巡った。
さらにそれは一瞬では終わらず。
ゾクン、ゾクンっと断続的に身体の最奥から湧き上がっては弾け、甘い痺れが下半身に徐々に火を灯していく。
「っや…な、に…?ぁ……」
「良かったな、ひなたちゃん?借金してでも現金で払うなんて言ってたら、それ自分で処理するハメになってたよ」
「んん……っ!や…さわる、なぁ…!!」
今更ながらの抵抗も拘束された状態では虚しく空を掻くだけ。
スルスルと調子よく俺から衣服を剥ぎ取る天宮城の指が肌に触れるたびに、ゾクゾクと駆けていく疼きが煽られていくようで、身体の震えが止まらない。
「さて、ひなたちゃん。答え合わせをしようか」
「や、やだっ…!やだぁ……!!」
パチン、パチン、と下着のゴム部分に指を引っ掻けて遊びながら、すでに固くテントを張っている俺の屹立を時折擽って遊ばれる。
止まらない身体の疼きのせいで、そんなイタズラ程度の刺激が辛くて。おかしくなりそうだった。
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