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あの日から那々瀬は妙に絡んで来なくなった
と言うよりも絡めなくなっていた
ピーンポーン
ここ1週間で増えた聞き慣れたチャイムの音...
相手の目当ては俺ではない、那々瀬だ
まぁ俺だったら首輪が見つかってしまうのでマズイ
まさかここまで那々瀬がモテるなんて知らなかったし、女子達(時々男子)が部屋まで行くなんて...
「はーい」
こういうときは俺が首輪を外して出る
「あのぉー、那々瀬くんいますかぁー?」
「まだ帰ってきてないよ」
「そぉーですかぁー
じゃあこれ渡しといて貰えますぅ?」
出てきたのは白い封筒
前の時に絶対受け取るなって言われたし
「ごめん
ちょっとそういうのは困る...かな..」
うわー今俺めっちゃ睨まれてるんだけど
恐るべき小文字厨...
「じゃぁ、何時ぐらいに帰って来ますかぁ?」
「え...と..」
どうしようどうしようどうしようどうしよう...
「ねぇ、お前しつこいくない?」
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