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存在価値2(smsn)
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ある日突然、センラさんと連絡が取れなくなった
それは俺だけじゃなくてうらたさんも坂田も。
いくらメールをしても電話をかけても返ってこない、
すぐにでも行きたかったが名古屋と東京、この距離が邪魔をした
俺たちは仕事やら体調を崩すやらでずっと行けなかった
そして今日、ついに仕事の休みがとれ俺1人だけど名古屋へ行くことが出来る
それでもセンラさんがSNS上に出なくなってからもうすぐ2週間がたとうとしていた
「くそ、あんの上司が!恋人と連絡が取れないから休みをくれ!って言ってんのになにが「距離を置きたいんだろ、仕事をしろ仕事を」だよ!舐めてんのか!」
俺は独り言を呟きながら必要最低限の荷物を持って名古屋行きの新幹線へと乗り込む
そこから2、3時間でついた(時間は適当)
ピンポーン
「センラさん?」
え、出てこない、どうしよう。鍵、とか空いてないよな?
ガチャッガチャッガチャッ
「あっ、ですよね」
よかった
「あっ、俺鍵持ってきたよな!?」
本当はあまり無断で入りたくないけどしょうがない!
ガチャッ
「センラさ───、!?センラさん!」
そこにいたのはカッターを握りしめ左手から血を流しているセンラさんだった…
俺はショックと焦りと色々な感情が混じりながらも急いで救急車に連絡をした
「しまく、ごめ、ん」
電話をし終わりセンラさんのそばに行くと小さな声でそう告げられた
センラさん、それは何に対してのごめんなの?
「センラさん!死んじゃダメやで!?俺とまだ一緒に歌うんやろ?!あとちょっとで救急車来るからな!頑張って?!」
その後、すぐに救急車が来て俺は付き添いとして乗り、病院へ向かった。
病院についてからすぐにセンラさんは手術室へ運ばれた
俺は手が震えながらもうらたさんと坂田に『センラが病院に運ばれた』と送った
その後すぐに携帯が震える。
うらたさんからの電話で、俺はすぐ近くの電話ができる場所に向かった
「もしもし!?センラが運ばれたってどういうこと!?」
「あん、な?志麻がセンラさんの、家ついて、合鍵使って開けたらな、センラさんが血まみれで倒れとって、見たら右手にカッター持っててっ!うらたさんどうしよう!志麻のせいや、志麻がもっと早く行けばセンラさんはこんなになんなかったのに!」
「まーし、落ち着け!」
「センラさん、ごめん、志麻のせいや、センラs「志麻っ!」
ビクッ
「志麻落ち着け、俺も今から坂田連れて名古屋行くから、病院名は?」
「んっ、ごめ、○○病院」
「分かった、自分ばっか責めるなよ、んじゃ、後で」
そういってうらたさんとの電話が終わった。
うらたさんはああ言ってくれたけど志麻がもっと早く行っとけばよかったやんや…
俺はフラフラする足取りでさっきまでいた手術室の前に座りセンラさんを待った
1時間くらいして中から先生が出てきた。
うらたさん達はまだ来ない
「せんせ、センラさんは…」
「一命を取り留めましたよ、出血が多く傷も深かったので危なかったのですが1本しかなかったのでなんとか、という感じです」
「そ、ですか…」
「病室へ移動するので一緒にどうぞ」
そういって奥からベッドに横たわっているセンラさんが出てきた
思ったほど病室は近くすぐについた
「それではいつ目を開けるか分かりませんが出来るだけそばに居てあげてください」
「はい…」
「ではまた来ますね」
そういって先生達は病室を出ていった
「センラさん…」
.................................................
中途半端なところでとめてすみません!
続きは明日、出せたら出します!
志麻さんが自分のことを「志麻」って呼ぶ時は自分を責めてる時、精神的に追い込まれてる時などにでる一人称です
メンバーは全員それを知っています!
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