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存在価値3(smsn)
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先生が出ていった病室は静かだった
でもセンラさんの息をする音が聞こえて
「あぁ、生きてるんだな」って思いが強くなる
俺は静かに涙を流した
コンコン
う「まーしぃ?」
し「あ、うらたさん、坂田も、よく分かったね」
さ「志麻くん、先生はなんだって?」
し「あぁ、「傷は深くて出血多量だったけど、傷は1本しかなかったからそこだけは安心でした」的なことを言ってたよ。あと。なるべくそばにいてあげて、だって」
さ「そ、か、」
坂田は力が抜けたのか床に座り込んだ、
うらたさんも来た時よりは少し表情が柔らかくなってる
しばらく3人でセンラさんに話しかけてると
少しセンラさんの手が動いたような気がした
し「センラさん!?」
せ「し、ま、くん?」
し「センラさんっ!坂田ナースコール!」
さ「ふぁい!」
し「センラさんっ、センラさん!」
せ「志麻くん、泣かんといて、な?」
し「でもっ、」
俺がいいかけた時、ガラガラと音を立て扉が開いた
し「あ、先生…」
先「ちょっとごめんね、…ふむふむ、しばらくは入院するようだけど比較的すぐに退院できますよ」
し「よかった」
先「では、詳しいことはまた後で来ますね」
そう言って、先生は病室をでていった
4人でいる部屋はいつもとは全く違う雰囲気でとても静かだった
そんな中、口を開いたのはセンラさんだった
せ「みんな、迷惑かけてごめんなぁ、でもセンラもう大丈夫やから東京帰ってええよ?みんな仕事あるやろ?」
う「なぁ、センラ。」
せ「うらたんどうしたんです?」
う「俺達ってさ、そんなに頼りないかな」
せ「…えっ?」
う「辛いことがあったんだろ!?こんなに、細くなってしまいには…!俺達仲間じゃないのかよ…」
ついに今まで我慢してきたものが溢れうらたさんが泣いてしまった
せ「センラな?みんなのことが大好きなんよ、それは昔も今も変わらへんよ。頼りないわけじゃない。いつも支えてくれてたやん!あのな…実は…」
そういってセンラさんは泣きながら今まであったことを話してくれた
夢のこと、寝れないこと、自分が嫌になったこと。全部全部話してずっと謝ってきた
し「センラさん、あのな? もっと、志麻達を頼ってえてんよ?1人で抱えすぎなんよ。うらたさん、坂田に言いづらいことは全部志麻に言って?志麻はセンラさんの彼氏やろ?」
せ「うっ、ん!志麻くんごめっ、なさ、い!」
し「センラさん、志麻はごめんよりありがとうが聞きたいな?」
せ「志麻くん!助けてくれてありがとう」
本当にセンラさんが生きててくれて良かった
順調に検査を通っていきついに今日、センラさんが退院する日
せ「今までありがとうございました」
先「今度は1人で抱える前に周りの人に話してみてくださいね」
せ「はい、ありがとうございました!」
センラさんが自分の腕を切ったのはあれが初めてだったらしい
依存とかはないらしいから安心やな
「センラさん、愛しちゅうよ」
「僕も志麻くんのこと愛してます!あの時助けてくれてありがとう!」
「「辛いことは半分こ、嬉しいことも半分こ!2人で一緒に生きていこう」」
END
...............................................
存在価値 完結!
やばい、どうしようもないコレジャナイ感が…
わぁぁ、ごめんなさいorz
ははっ、ははは
合計アクセス数100超えありがとうございます!
しおりとかしてくださってる方もいて嬉しいです!
これからも頑張ります!
推しCPとか教えてくれてもいいんですよ!?ww
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