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羊と狼
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逃げられない、拒否もできない。自身の好きになった人間がこういう人間だというのは知っていた。けど・・・こんなことになるとは想定していなかった。
ぐちゃぐちゃの感情で俺は泣く。
恐くて怖くて仕方がないのに、身体の疼きでさらに追い込まれる。
こんな状況なのに、いつ触ってもらえるのかと立ち上がった自身のモノが情けなくて仕方がない。
「さぁて、じゃあ可哀想だし、そろそろはじめよっか」
それを察したかのように、楽がおちゃらけて言う。
いつもと変わらないその笑顔からは感情が読み取れない。
好きじゃなくても、この状況は恐怖を感じるものだろう。
楽は俺の太ももをつぅ、と指でなぞると、俺のソコに触れるか触れないかのところで止める。
「・・っ・・・ん・・ぅ・・・・」
俺はもどかしくて、思わず情けない声を漏らす。
「・・・っふふ、本当に俺のこと好きなんだね?いや、媚薬の効果かなぁ??俺の指がおちんちんに当たりそうになると身体ピクピクしちゃってさぁ」
楽は太ももをつぅ、と指でなぞりながらにっこりと笑った。
あぁ、俺は、俺は今好きな人間に脅されて、焦らされているんだ。
決していい状況ではないはずなのに・・・考えれば考えるほど、自身が興奮してしまっているのがわかる。
先走りで濡れたズボンの先っちょをツンとつつかれ、俺はびくりと身体を震わせる。それだけでも、ゾクリとした快感が走った。
「可愛いね、ズボンパンパンで苦しいでしょ?出してあげるよ」
「あっ・・・あっぁっ」
楽はズボン越しに俺のソコを、優しく撫でる。
ぞわぞわとした逃げ場のない快感が襲って、俺は涙目になる。
「っ・・っ・・、ひ・・ぅ」
楽の綺麗な顔が俺のソコに近づいて、俺の羞恥心を煽るようにゆっくりと口でチャックを開ける。
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