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ホクホク
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結構適当だよなぁ、尼野くん・・・でも、確かに良い手だよなぁ。
俺は「わかった」と返事をして、中途半端に食べたカレーをもう一度食べ始める。
「今日、夜出るから・・・先に寝てろ」
尼野くんはそう言って、いつの間にか食べ終わったカレーの皿をシンクに置いた。
「何時に帰ってくる?」
俺は尋ねる。
「・・・一人じゃ寝れないってやつ?」
尼野くんは何やら出かける準備をしながら、俺に尋ねる。
「うん、俺一人じゃ寝れない」
俺は素直に答える。
まぁ、隠しても隠さなくても一緒だろうし。
「・・・1:30までに帰ってこなかったら、違う人と寝て」
尼野くんはそう優しい声で言って、俺の頭を撫でる。
呆れられると思っていた俺は、少したじろいだ。
「・・・・・うん」
素直に頷くと、尼野くんはもう一度俺の頭をポンポンと撫でる。
「行ってらっしゃい」
俺は準備を終えた尼野くんを見送った後、プリンを食べて数十分はほくほくしていた。
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