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ドン〇のパンツ
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「目玉焼き、って、何かければいいんだっけ?」
楽は寝ぼけたように、俺に尋ねる。
「何でもいいんじゃないか?醤油、ソース、コショウ、ケチャップ・・・」
俺は何もかけていない目玉焼きを、そのまま食べる。
「んー、そのままでいいや」
楽は俺の様子を見て悩むと、そう言った。
俺は楽の様子を観察して、苦笑する。髪はぼさぼさ、パジャマのシャツはだらしなくはだけていて、ズボンは履いていない。
「ズボン何処にやったんだ・・・?寝る前は履いてただろ」
「え、あ、本当だぁ」
楽はポヤポヤとした様子で、自身の下半身を見て笑う。
「どう?俺の素敵なパンツ」
「めっちゃサン〇オ」
某有名なキ〇ィちゃんのプリントされたボクサーパンツに、俺は素直な感想を述べる。
「可愛いでしょ」
「何処で買ったんだ?」
「うーん、貰ったんだよねぇ・・・多分ドン〇だと思う・・・お揃い買う?」
楽は悪戯っぽい笑みで言う。
「何でだよ」
俺はそう笑って返した。
「何もすること無いなら買いに行ってもいいでしょ?」
楽は一瞬驚いた顔をして、そう言う。
「まぁ・・・そうだけど」
俺はそう言いながら、食べ終わった皿を片づける。
「じゃあ、昼から行くか」
そう続けて言うと、楽は謎に嬉しそうに笑う。
重が死体を片づけに来る時間帯、俺は楽といなければならない。サン〇オパンツを履くかどうかは放っとくとして、二人でいるには丁度都合がいいのだ。
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