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《君の声で僕を呼んで》5
約束通り俺らはずっとお互いに心を預けあった。
種馬とほかの人は部屋が違くて、種馬は種馬の部屋、顔のいい女の子 名称は苗床。苗床は苗床の部屋、その他の子は男女にわけられてそれぞれ男部屋、女部屋だった。
男部屋からも女部屋からも休む暇なく喘ぎ声は聞こえていた。
苗床じゃない女の子達にも生理は来てたけど大抵が生理不順だった。
苗床じゃない女の子と種馬じゃない男の子の子供は臓器売買や調教して性奴隷として販売されていたり、そのまま施設で性奴隷になったりと様々だった。
けど、俺ら種馬や苗床より圧倒的に扱いが違うのは確かだった。
男部屋や女部屋からは嬌声だけじゃなく悲鳴もあがっていた。
種馬や苗床ならありえない。
俺たち種馬は何人かの女の子がいた。
多分3人〜6人くらい。
俺にも3人のパートナーがいて、生理が来ると代わる代わる女の子とシてた。
微のパートナーは少なくて1人だけだった。
シたくないと泣く女の子を泣きながら無理矢理犯していた。
こっちも無理矢理やらされたいたけど罪悪感はとんでもなかった。
ごめんね、と泣きながらやるセックスとその罪悪感をを忘れることは出来ない。きっと一生。
大部屋で微とは毎晩たくさんの話をした。
昼間は種馬としての仕事をさせられていたから夜が唯一自由な時間だった。
微と話す内容は特に深いものじゃなかった。
今日は仕事がなかった〜とか、こんな本を読んだとか。
他愛のない話をするのが何より楽しかった。
「空ちゃん空ちゃん!鬼退治どうしよっか…猿と、キジと犬を集めればできるかな…。
じゃあ空ちゃんが桃太郎で僕がきびだんごっ!」
「なんで微がきびだんごなのさ…でもあと3人は仲間に欲しいよね……じゃあとりあえず同じ種馬の2人に聞いてみない?」
俺が13歳、微が14歳の時のこと。
これが零や此舞、行人との出会いだった。
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