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保健室まではちょっと遠くて、長い廊下を歩いている時だった
すぐ横の扉が開いて、いきなり腕を引かれた
腕も昨日さんざん踏みつけられたから少し痛いんだ、手加減してほしいなぁなんて考えていると床に叩きつけられて背中が痛んだ
「った…」
「ヒュウ、羽根田だ」
「お前ほんとに空なんだよな?」
「やべえ後ろの髪なかったら海にしか見えねえな」
大きい男の人が3人いる
あまり良くないオーラを出している、嫌な予感がするなぁ
「昨日は念願の海ちゃんとのセックスだと思ったのによぉ、海ちゃんいきなり過呼吸になるわ高見が入ってくるわでもう散々で」
「ほんと、ちょっと焦ったよな、死ぬかと思った」
「過呼吸はまじ勘弁だな」
あぁ、なるほど
そういうことか
「あなた達が昨日海を襲ったんですか?」
「そうだよー」
「もう、絶対に辞めてください、お願いします」
またあんなことがあれば、絶対にトラウマになってしまう
海のストレスはできるだけ減らしておきたい
海はストレスを感じるとすぐに熱出しちゃうから…
「まぁ俺らはさ、海が好きなわけ
好きな相手とヤりたいと思うのは普通じゃん?
でもあんなに苦しそうなとこは見たくないんだよね」
「で、どうしようかって考えてたら、空くんが髪を切ってご登場」
「なんかちょっと上手く行き過ぎてて笑ったよね」
なるほど
「つまり」
「そう、ヤらせてってこと」
「まあ空くんが拒んだら俺ら海のこと無理矢理ヤっちゃうかもね」
拒否権、ないじゃん
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