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(176)高見祐介視点
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「お願い、高見先生、抑えて」
耳元で小さな声で優がそう言う
でももう限界だった、職を失っても目の前のこいつを殴ってやりたかった
そうこうしてるうちにあいつは部屋を出ていった
最後に、空はまた明日って、笑って
あいつが部屋を出ていっても、空は笑顔をやめなかった
堪えきれなかった大粒の涙が溢れだしてきて、それはもうひどくブサイクだった
空はここに居たくないという顔で保健室から逃げるように出ていった
この間まであんなに幸せそうだったのに
あんなに辛そうな顔を見るのは初めてだった
「どうなってんだよ、これ…」
「空くん…」
優は泣きそうな声で呟いた
「お前、気づいた?」
「何にですか」
「あいつの、近藤の、気持ち」
「そんなクソみたいなもの、気づきたくなかったんですけどね
あんなにあからさまだと、さすがにまあ」
「クソ、胸くそわりぃ」
「あんなやつに、空くん渡すんじゃなかった」
「本当にな」
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最近コメントをたくさん頂けて光栄です
アクセスやイイネも本当に増えて驚いております…
(実は念願だったこのアプリを開いた画面に自分の作品がある、というのも1度経験できました
ありがとうございます(^^))
投稿時間はバラバラで申し訳ございません
本当に、あ、投稿しなきゃ、という感覚でやっておりますのでまちまちになってしまいますが1日1話以上を目標に頑張ります(^^)
読者様の生の声を聞いて、あーここはこういう描写にすれば良かったな、とか、もうちょっと詳しく書けば良かった、と思うことも多くてコメントが本当に大事なものだと改めて感じました
とりあえずはそのままにしておいて、完結させてから気が向いたら加筆修正していこうかな、と考えております
余談ですが、コメントへは以前まで全て返信させて頂いていたのですが、コメント数の増加や頂く内容などを見て返信をしないことにしました( .. )
ですが、全てしっかり読ませて頂いております
これからもこの作品をよろしくお願いします(^^)
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