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プロローグ2
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遥「すみません…サッカー部の人ですか?」
ちょうど顔を洗っていたサッカー部で多分同じクラスであろう人に声をかけた
「ん?そうだけどお前って…」
遥「…練習中に話しかけてしまってごめんなさい。同じクラスの森山遥と言います」
隆彦「あっそうそう!森山遥!
いっつも教室で本読んでる子だったよな!
俺は筒井隆彦!みんな声聞いたことないって言ってたし俺1番?よっしゃー!てか近くで見るとちっさいな~!声も高いし,顔も女顔だし」
ちょと失礼な人だな…。
背が小さいのも声が高いのも女顔なのも全部変えられない事実だし否定はしないが普通そう言うこと本人の目の前で言う?
きっとちょっと馬鹿なんだろう。
遥「そんなことよりえっと宮崎くんのことでお話があって…」
隆彦「ん?なんだ?告白の手伝いか?」
遥「絶対違います。
どうやら熱を出してしまったみたいでさっきまで教室の机の上で伸びてて今保健室で休んでるんです。
それでさっき宮崎くんの携帯がなったので見てみたら部活の方々からのメールが山ほど来てて…。
それでいちよう伝えないといけないと思いまして」
隆彦「うっそマジで!教えてくれてありがと!部長と顧問に言っとくわ」
遥「よろしくお願いします」
ふぅ,終わった終わった。
早く荷物届けに行こっと。
隆彦「あっそうだ!森山!
俺たち同じクラスで同い年なんだし敬語じゃなくてタメでいいからな!俺のことはタカって呼んでくれて構わないからさ!俺も遥って呼ぶし!」
正直馴れ合うつもりは無かったけどせっかく相手が言ってくれている。
それにきっとあの人はいい人だ。
遥「はい…じゃなくて,うん」
タカくん…か。
…急いで保健室に行こう。
保健室に入ると先生が職員会議があるらしく宮崎くんのことよろしくねっと出ていってしまった。
仕方なくベットの横の椅子に腰掛ける。
こんなに近くで見るのは初めてだ。さっきは急いでたし見る余裕なんて無かった。
うん,こうして見るとやっぱり整った顔立ちをしてるよな。
濡れたタオルで君の汗を拭きまた洗い絞ってからおでこに乗せる。
保健室は冷房がかかっていて涼しくて心地いい。
僕はついうとうとして眠ってしまった。
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