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あふれ出る想い ※恋する気持ち その後
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愛しい人の姿を見てるのに泣きたくなるのは、それが恋愛ドラマだからだろうか?
撮影で忙しくて数ヶ月ゆっくり会えない恋人に、ドラマの役柄を当てはめたりして...。
相手の女優になりたい。
名瀬に「愛してる」って言われたい。
そう思う俺、女々しいよなぁ。
胸がきゅっと苦しくなって、ソファーに寝転ぶ。
両思いになって、すぐに名瀬が撮影で忙しくなった。
たまに会うけど、くっついたりキスしたり、それだけの日々が続いてる。
忙しい中逢いに来てくれるのは嬉しい。
でもキス以上のことが無いのが、ちょっと不満...だなんて、言えないよな。
俺だけ名瀬のこと好きみたい。
もっと名瀬と触れ合いたいよ...。
「洸ちゃん...?」
合鍵で部屋に入ってきた名瀬の声。
テレビがついてるのに姿が見えなくて呼んだのだろう。
寝転んだまま片手を挙げて応える。
「寝てるかと思った。...って、なんで泣いてんの」
「泣いてへんよ」
近づいてきた名瀬が驚いた顔をしている。
気づかないうちに涙が出てたらしい。
「アクビ」
取り繕うように言ったけど、名瀬は全く信じてない。
頬に残る涙の跡を拭った。
「嘘つき。何を考えてた?」
「ドラマ見てただけや」
「今日は泣くような回じゃなかったはずだよ」
いい答えが浮かばない。
正直に答えるしかないか...。
「呆れへん?」
「ん~...?」
「相手の女優が羨ましいなって...名瀬に愛してるって言われたいなって思ったんや」
「ドラマの中だろ。俺は洸ちゃんが1番だよ」
それだけじゃない。
言葉だけじゃ足りないって言ったら、絶対呆れられるよな。
「うん...分かってる」
頭を撫でて、キスしてくれる。
悔しいから、自分から舌を出してみた。
言葉で言えないなら、態度で表すしかないでしょ?
屈むような姿勢でキスする名瀬の首に手を回し、積極的に貪る俺。
「もっと、ともが欲しい...」
耳元で囁くと、名瀬の表情が変わる。
一度だけ見た、オトコの顔。
「いいの?」
問いかけに頷く。
何が...とは聞かなかった。
明日の仕事のこと聞かれて、朝から仕事だと伝えたら、分かったって...そう言ってベッドへ移動する。
お互い裸で抱き合う。
知識でしか知らないけど、男同士はアソコを使うらしい。
初めては痛いって聞くけど、明日の仕事大丈夫かな?
ちょっと不安。
「怖い?」
不安な気持ちが伝わって、元気が無くなってるソレを見て名瀬が聞いてきた。
「ちょっと...」
嘘言ってもバレるから、正直に答える。
「やめる?」
「やめへんよ」
即答した俺に名瀬は苦笑した。
それから、緊張を解くように優しいキス。
何度もキスしてたら、ソレは瞬く間に元気になった。
「ん...ぁ...」
快感で声が勝手に出てくる。
その声を聞いて、名瀬の手も激しくなった。
久しぶりだったから、すぐにイッてしまう。
肩で息をする俺のウシロに、名瀬の指があてられる。
「う...ぁ!」
自分の液体で濡れた指が少しずつ入ってくる感覚に、違和感を感じて力が入る。
ゆっくり入れてくれたからか、痛みは殆ど無い。
感覚に慣れるまで、動きを止めて待っている名瀬の指。
暫くしてゆっくりと動き始めた。
「あっ...ぁ...!」
快感とも痛みとも違う感覚。
違和感しか無かったそこだけど、ある一点に当たると急に電気が走ったように身体が跳ねた。
「やぁぁっ!!」
そこを何度も触られると、何も考えられないくらい気持ち良くなる。
「ココがいいんだ?」
「いい...ぁ、もっと」
快感を求めて腰が勝手に揺れていた。
「洸ちゃん、やらしぃ」
囁かれて全身が赤くなるのが分かった。
それでも止まらない。
いいとこを強く押されて、我慢できなくて果てる。
「とも、ともき...ぁ!」
指が抜かれて、次は...と思ったが、何故かオトコの顔じゃなくて優しい顔になっていた。
「今日はここまで」
「な...んで...」
「明日仕事でしょ?最後までしたら、洸ちゃん仕事行けなくなっちゃうから」
そんなの...俺、ただのワガママじゃん。
名瀬疲れてるのに、エッチしたいってワガママ言って、自分だけ気持ち良くなるなんて...。
「じゃあ、名瀬のは俺がする!」
「...ぇ?」
「名瀬も気持ち良くなって?」
すでに元気なソレを触る。
そして口に含んだ。
「洸ちゃん!!」
驚いて引き離そうとするが、負けずに舐める。
初めてだけど、名瀬のだから大丈夫。
拙い舌使いで、名瀬は感じてくれてるようだった。
「出る...から、はな...して」
口から離すと、勢いよく白濁が出てきた。
「気持ち良かった?」
「良くないと出ないよ」
抱きしめられて、頭を撫でられる。
その温もりを感じながら、眠った。
翌日、仕事を終えて家に帰ると名瀬がいた。
明日はオフだと伝えるとニヤッと笑う。
「じゃあ今日はゆっくり愛し合えるね」
わざとらしく言う名瀬に、顔が赤くなる。
その言葉通り、朝までコースでじっくり愛された俺は、初体験だったのにウシロで何度もイッて、次の日は一日中立てなかった。
もちろん名瀬が甲斐甲斐しくお世話してくれたから、俺は甘えまくってたけど。
*****
愛があればきっと初めてでも気持ちいいはず!(笑)
名瀬は多分影で勉強してます。
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