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「ふざけんなッ! はな──」
その瞬間、いままでとは全く異なる衝撃が身体を駆け抜けた。その一点から脳天までが、声も出ないぐらいの痛みに支配される。
「あっ……ア、ぁあ、……!」
もはや声を抑えることなんてできなかった。
相手はそれが分かり切っているのか、ぐいっ、と内部を圧迫するように押し付けてくる。容赦なんてものはなかった。
「ヒッ!! あ……アっ……!?」
さっきまで肌の上を滑っていたペン先が俺のなかへめりめりと沈みこんでいく。
中指ほどの太さのそれが潤滑油も無しに挿し入れられる異物感は相当で、蹴られたり殴られたりする表面的な痛みとはまるで違う。
全身に脂汗がにじんでいた。
──こんなの、知らない。
「だぁっ……、む、むりッ……!」
その尖端は入口を掻き分けてもなお、とまることがない。
「ほんっ、とにっ……!」
気づけばぶざまなほど声を上げ、首を振り、涙と唾液で顔面をべたべたにしていた。
当然、俺の嘆きが受け入れられることはない。さらに奥へと達しては、まだ、まだ、と言いたげに進んでいく。
「あ、はっ……、アアッ……」
次々にあふれ出るものは視界をおおう布に吸い取られていく。
「……だッ、ンっ!」
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