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「ちょっとだけ……背中、貸してっ……ちょっとだけでいいから……」
「あ?」
変なお願いに思わず眉をひそめてしまった。だが甘えるように「ちょっとだけ。ねっ、ちょっとだけ……」としつこく頼まれると、いちいち断るのも面倒だ。
背中合わせで座るぐらい許してやってもいいだろう。減るもんじゃねぇ。
「背中だけだからな。他ンとこは触るんじゃねぇ! 触ったら顔面にアイロン押し付けてブッ殺す!」
「ありがとっ! やさしい! 凛くんだいすきっ!」
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