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「……でも、お前、一人暮らしの割にはキレイにしてるんだな」
生活感があふれているのはベッド周りだけで、他の場所はほんど汚れていない。と、いうかベッドとキッチン以外にまともな家具が無い。
精錬された牢獄のよう。
「たまにお手伝いさんがきてね、おそうじと買いだしとゴミすてはやってくれるんだ」
鶴見は俺を見ることなく、四つん這いでベッドの上を片付けている。
まだ中身の入っているらしいお菓子の袋を床へ落とし、シーツに散らばったカスを無造作にはらいのける。
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