アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
165
-
「……あ! ごめんね、忘れてた! 新しいパンツ、いま持ってくるからね! なにかたべてて!」
鶴見は歌うように言うと小走りでキッチンの脇を通り過ぎ、さらに奥の部屋へと行ってしまった。
だだっ広い部屋に俺ひとり。
高級マンションは防音も完璧らしい。
周りの生活音がなにも聞こえない。天井から空調の乾いた音が聞こえるだけ。
まるでこの塔に俺と鶴見以外の人間はいないみたいだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
165 / 631