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「とっても、うれしい……。ぼくなんか、きらわれてるとおもったのに……。うれしいなあ……」
ただ静かに頬を押し当てるだけ。
つねりあげられたわけでもないのに、胸のあたりがツンと痛んだ。
左側が特に切なくて、無意識のうちに自らそこを触っていた。服の上から、指先で、その小さくてもどかしい肉粒の存在をハッキリと確かめる。
自ら罰を求めるように──。
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